財政政策

「財政政策」についてのメモ。財政政策とは…
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財政政策 †

政府支出額を弾力的に増減することによって民間経済に介入し、景気の調整・完全雇用・安定成長などの経済目標の達成をめざす政策。広義には財政の機能を利用した政府の政策全般をさす。フィスカル-ポリシー。

裁量的財政政策
discretionary fiscal policy
自由裁量的財政政策,任意決定の財政政策ともいう。財政による景気調整を目的として,政策当局がそのときどきの判断によって租税や支出の変更を行う政策。財政には租税制度や失業保険など若干の社会保障制度にみられるように,財政制度自体に組込まれたビルトイン・スタビライザー(自動安定装置)としての景気安定機能があるが,この機能は景気変動の緩和はできても完全に相殺することはできない。そこで状況に応じた臨機応変な財政政策,すなわち不況期には減税や支出増加によって総需要を拡大し,景気過熱期には増税や支出削減によって総需要を抑制するという政策がとられるが,これを裁量的財政政策という。

自由裁量的財政政策

自由裁量的財政政策,任意決定の財政政策ともいう。財政による景気調整を目的として,政策当局がそのときどきの判断によって租税や支出の変更を行う政策。財政には租税制度や失業保険など若干の社会保障制度にみられるように,財政制度自体に組込まれたビルトイン・スタビライザー(自動安定装置)としての景気安定機能があるが,この機能は景気変動の緩和はできても完全に相殺することはできない。そこで状況に応じた臨機応変な財政政策,すなわち不況期には減税や支出増加によって総需要を拡大し,景気過熱期には増税や支出削減によって総需要を抑制するという政策がとられるが,これを裁量的財政政策という。

補整的財政政策

compensatory fiscal policy

経済の不安定を財政収支の調整によって修正し,安定化をはかろうとする政策。J. M.ケインズは『雇傭・利子および貨幣の一般理論』において,公共投資の需要拡張効果を強調したが,その後A. H.ハンセンはさらにこの考えを発展させて,これに「補整的財政政策」という名称を与えた。ハンセンによれば,この「補整」という概念は,民間投資の減退を公共投資が補整するという意味であった。第2次世界大戦後ケインズ経済学の発展とともに,こうして補整的財政政策の理論的基礎は固まり,現代経済政策の最も有力な武器となっている。補整的財政政策は通常以下の3つに分類できるとされる。
(1)ビルトイン・スタビライザーを利用するもの。
(2)フォーミュラ・フレクシビリティに基づくもの。
(3)自由裁量によるもの。

これは議会と行政当局とが経済情勢の変化に応じて自由に税率とか財政支出水準などの財政手段を変更して経済の安定化をはかろうとするもので,最も積極的な措置といえる。しかしこの方式は議会による審議などでかなりの遅れを伴うこともあり,期待される効果が得られないばかりか,かえって経済的不安定を増幅することさえ生じかねない。そこで現代の補整的財政政策では,その効果は間接的ではあるが,より機動的な金融政策を併用するという方法が多くとられている。






2007-03-10 (土) 21:41:07 (4834d)