支配的事業者規制

「支配的事業者規制」についてのメモ。支配的事業者規制とは…
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dominant firm regulation

支配的事業者規制 †

 

 従来はボトルネック独占設備の有無に基づいて,ボトルネック独占企業には非対称規制が課せられてきた。
 例えば,ボトルネック設備を保有するNTTは,会計区分と情報公開やプライス・キャップ規制が課せられている。
 しかし,最近では設備ベースの規制では対処できないような限界が出始めている。

  1. ボトルネック独占設備の自由な開放政策が進めば,そもそも設備を有する企業と設備を有しない企栗の区分は実質的な意味を失う。
  2. NTTコム・ドコモのようなボトルネック設備を持たない支配的事業者を規制することがでさない。そこで,有意な市場支配力を持っている支配的事業者に対する規制の導入が進められている。その場合,支配的事業者の認定はボトルネック設備の有無ではなく,市場シェアの大小をめぐってなされる。
    • 東・西NTTのみならず,シェアの25%あるいは50%を超えるNTTコム・ドコモも規制の対象になる。ただし,認定基準を市場シェアだけで判断するのは短絡的なので,市場シェア及びその推移,ボトルネック設備支配の有無,ボトルネック独占事業者との資本関係,市場参入の容易性,需要・供給の弾力性・代替性,価格支配力,企業規模,調達の影響力等が総合的に勘案される。





2007-03-10 (土) 21:41:35 (4294d)