merchant of death
営利本位に兵器を製造・販売する業者や資本。中世ヨーロッパで、敵味方を問わず武器を売り込んだ商人をいった語。
武器弾薬を製造販売する者で,戦争によって私利をはかることから,こう呼ばれる。1934年に組織されたアメリカ上院の「ナイ委員会」が第1次世界大戦中のその実態を明らかにしたが,今日では軍産複合体として大きな問題となっている。他方,古典的な形態のものも今日なお,アジア,アフリカの内乱にヨーロッパの中古武器を売りつけるというような形で存在する。