自然法

「自然法」についてのメモ。自然法とは…
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自然法 †

人間の自然の本性あるいは理性に基づいて、あらゆる時代を通じて普遍的に守られるべき不変の法として、実定法を超越しているものと考えられる法。

実定法人定法

近代自然法 †

  • 自然法は古くからある考え方で、伝統的な自然法の考え方では、時代によって変化する法律を超えるものが自然法だった。永遠・普遍の法。
  • 中世ではキリスト教の理念を人間社会の規範として説くためのものになっていた。自然法が語られるときには多くの場合、既存の秩序の正当化に用いられる傾向が強かった。
  • 近代になると、グロティウスがキリスト教神学の前提に依拠しない形で、自然法理論を展開した。そこで彼は「自然法の父」と呼ばれた。近代自然法では、自然法は人間の普遍的な自然的本性から論理的に引き出されるもの、とされる。ここには、ルネサンス、宗教改革、自然科学の影響があるといわれる。「法」の意味は、自然科学の「法則」に近いものになっている。

近代的自然法の理論は、近代の政治思想にも重要な影響を及ぼした。






2007-03-10 (土) 21:41:57 (3812d)