社会的厚生関数

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social welfare function

社会的厚生関数 †

社会を構成する個々の成員の経済的な厚生をもとにして、社会全体としてどのような厚生の水準にあるかを導き出す関数。ある経済政策の実行が望ましいかどうかを判定する価値基準として用いられる。

社会全体の厚生(福祉)に影響を及ぼす諸要因を独立変数とし,社会的厚生を従属変数(目的変数)として,両者の関係を関数形式で表わしたもの。厚生経済学において種々示されてきた厚生条件の背後にある価値判断の問題を明示的に取扱おうとしたA.バーグソンが1938年の論文で初めて提示した概念で,P.サミュエルソンがさらに展開し,51年K.アローが『社会的選択と個人的価値』において,民主的社会でだれもが承認すると思われる5つの条件を導入すると,そのすべてを満たす社会的厚生関数は一般には存在しないという「一般可能性定理」を提示して注目され,単に厚生経済学だけでなく政治学などでも論じられ,種々な形の社会的厚生関数が考えられている。→6-348 経済政策,7-251 厚生経済学






2007-03-10 (土) 21:42:14 (4834d)