social security 社会保障
- 国民が貧困におちいった場合、あるいは貧困の原因となる疾病、老齢、失業に際して、給付や援助が与えられるよう、公的責任において行われる制度、あるいはその制度目標。
- social securityという語は1935年、アメリカの社会保障法ではじめて公的に用いられた。
- 個人が保険料を出し合って集団でリスクに備える「リスクの分散」を基本原理とする「社会保険」
- 税を財源とした「所得の再分配」を基本とする「福祉(公的扶助)」
- …に大別できる。
- 政策の機能に注目して分類すると、次の3種類に分類できる。
- 所得保障
- 個人の力ではどうしようもない事情によって所得を失ったときに現金給付を行うのが,所得保障である。失業給付や年金がこれにあたる。
- 医療保障
- 医療保障は,すべての国民に疾病予防,治療さらには機能回復のサービスを受ける機会を均等に保障し,また病気休業中の所得を一定程度給付する社会保障のことをいう。医者にかかったときに支払う金額は,実際にかかる費用の3割である。差額は医療保険から支払われる。
- 社会福祉サービス
- 社会福祉サービスは,高齢者や児童,母子家庭,心身に障害をもつ人など,一定のサービスなしには生活していくことが難しい人々に対して,必要な援護育成の措置,特に人的サービスを提供するものである。介蓑サービスやホームレスに対するシェルターなどはこれにあたる。
2008-07-15 (火) 01:00:18 (5105d)