収穫逓増

「収穫逓増」についてのメモ。収穫逓増とは…
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有斐閣経済辞典4

収穫逓増
increasing returns
ある特定の生産要素を除いて,他のあらゆる生産要素の投入量を一定に保ち,特定の生産要素の投入量だけを追加的に等量ずつ増加してゆくとき,追加的に得られる産出量の増分が次第に増加する場合(限界生産力逓増)を,一般に収穫逓増と呼ぶ。平均費用逓減を意味することもある。

収穫逓増の原理
law of increasing returns
「複雑系の経済学」を提唱したアーサー(W. Brian Arthur)が主張した考え方。情報化時代の先端企業にあっては,これまでの経済学が仮定していたような,収穫逓減の法則があてはまらない。そもそも情報は各人が共有すればするほど,価値が高まる傾向がある。ファクス機械のように,1人しかもたなければ,価値ゼロだが,多くの人がもてば価値が急増する。ソフトウエア生産は初期投資が高くつくものの,ある点を超えて普及が進むと追加的コストは限りなくゼロに近づくが利益は累増する。これを収穫逓増の原理と呼ぶ。こうして勝者1人勝ちの状況が生まれやすくなる。






2008-12-04 (木) 15:14:41 (3178d)