衆愚政治

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mobocracy

衆愚政治 †

  • 民衆をうまく利用する扇動政治家によって行われる政治のこと。
  • 政治形態の一つ。古代ギリシアにおいて,大衆の参加する民主主義は結局愚劣で堕落した政治に陥ると考えられた。なお,近代においても貴族主義者やエリート主義者は同じように考えてきた。
  • アリストテレスが政治理論の中で,民主政治を「堕落した大衆による政治」として非難した語。転じて効果のあがらない民主政治を軽蔑して用いる語。
  • 古代ギリシアの民主政ポリスにおいて、参政権を獲得した大衆が烏合の衆と化して無定見な政策の決定を行った政治。
    • その典型とされる紀元前5世紀後半のアテネでは、ペロポネソス戦争の遂行にあたって、ペリクレス亡きあとクレオンをはじめとするデマゴゴスdemagogos(民衆指導者)が国政の最高決定機関である民会を牛耳って失策を重ね、やがて敗北に至った。
    • こうした状況を厳しく批判したのがプラトンアリストテレスらの思想家であり、彼らは、前5〜前4世紀のアテネで実現された徹底した民主政治(民衆による支配)を下層の貧民による支配ととらえ、これを衆愚政治として批判したのである。同様の見解は、後のローマの歴史家ポリビオスの政治理論にもみられる。





2008-12-15 (月) 12:26:21 (3019d)