諸宗寺院法度

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しょしゅうじいんはっと / 寺院法度

諸宗寺院法度 †

  • 江戸幕府が寺院統制のために制定した法令の総称。
  • 1601〜1616年(慶長六〜元和二年)各宗を対象に出され、1665年(寛文五年)各宗共通の「諸国寺院御掟」が制定された。
    寺院法度

まず1601年(慶長6)から15年間にわたって、中世以来の宗派組織のまとまりをもっていた天台・真言・禅・浄土宗などの本山・本寺にあてて次々に出された江戸幕府の法令。幕府は各宗派ごとの本山・本寺の地位を保証し、あわせて宗派・一山末寺の編成と教団組織化などの権限を与えた。多くは金地院{こんちいん}(以心{いしん})崇伝{すうでん}の起草にかかる。その後、日蓮{にちれん}宗・浄土真宗などその他の宗派にも及び、各宗派の本末組織が整った1665年(寛文5)には、幕府は、宗派の違いを越えて、仏教寺院・僧侶{そうりょ}全体に共通の統制策である一般総則としての寺院法度を出した。同年には諸社禰宜神主法度{ねぎかんぬしはつと}も出され、幕府の宗教統制の確立時期と理解できる。法度の具体的内容は、各宗の法式を守ること、寺院住持の資格、本末の制を守ること、寺檀{じだん}関係、徒党の禁、寺塔修復制限、そのほか僧侶の服装、仏事の儀式、女人の寺中宿泊の禁止など細部にわたる。






2007-03-10 (土) 21:42:43 (3910d)