女人禁制

「女人禁制」についてのメモ。女人禁制とは…
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女人禁制 †

 日本相撲協会は、「相撲は神事としての色彩がある。女性を土俵にあげないのは伝統文化」などの見解だが、この春場所でも、大阪の太田房江知事が優勝力士を土俵上で表彰したいと言ったように、開放を求める声は根強くある。そもそも「女人禁制」は女性を不浄とするケガレの観念からきているという。土俵は神聖で、不浄な女性は立ち入り禁止。そんなところから派生する「伝統」や「慣例」を、私自身はとてもありがたがることはできない。

 だが、もしそれでも「伝統」を尊ぶというなら、相撲の中の伝統も時代とともにさまざまに変化してきたのではなかったか。形式や装束や設え。それまで半世紀、「女人禁制」だった横綱審議委員会に、女性初の委員として内館さんが選ばれたこと自体、一つの証明だろう。その内館さんが土俵の「女人禁制」に賛成するのは残念だが、もっと残念なのは、ハイヒール云々まで持ち出して積極的に同性を揶揄し、貶めているということだ。

 「伝統」の中には、葬るべき過去の遺物もあるはずである。「女人禁制」が、いつか昔話になりますように。






2007-03-10 (土) 21:42:44 (3702d)