新古典派総合

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neo-classical synthesis

新古典派総合 †

  • ケインズ的な有効需要促進の政策によって完全雇用を達成しておけば、自由な市場価格の調整機構を通じて最適な資源配分ができるという新古典派の経済成長が可能であるとする考え方。
  • 完全雇用の水準に達するまでは,ケインズ理論に従って金融と財政によって生産の水準を拡大し,完全雇用の水準に達したならば,新古典派の経済学の主張する自由な価格メカニズムによる資源の合理的配分に期待する。
    ただし,自由な市場のメカニズムは分配関係を適正に保つとは限らないので,租税による再分配政策を加え,もし市場に独占が生まれるのであれば,企業分割を含む独禁法を適用するというもので,ケインズ理論と新古典派理論の総合を囲ったもの。
  • サミュエルソン(P.A.Samuelson)によって1955年に主張されたが,新古典流とケインズの考え方は容易には統一できない,という批判が起こり,1970年,彼はこの言葉を自著から削除した。
  • 以後この考えは,公私混合体制下の経済政策の一つの在り方を示すものとされている。





2007-03-10 (土) 21:43:09 (3666d)