ネオ・コンサーバティブ、ネオコン
1970年代以降、新しい保守主義の潮流が、政治、経済、文化、社会哲学などの広範な領域にわたって大きな影響力を持つようになってきた。
経済の分野における新しい保守主義は、政府の介入や規制を見直す動きとして理解できる。
しかし、その幅は広く、政府規制が民間の経済的誘引に与える影響を重視するフェルドスタイン(M.Feldstein)など、政府の経済活動と民主政体の関係を重視するブキャナン(J.Buchanan)、フリードマン(M.Friedman)などの貨幣主義者、ルーカス(R.E.Lucas.Jr.)、サージェント(T.J.Sargent)などの合理的期待形成学派…などがある。