人口論

「人口論」についてのメモ。人口論とは…
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人口論 †

経済学書。イギリスの経済学者マルサス著。1798年刊。人口の自然増加は幾何級数的であるのに対し、生活に必要な物資は算術級数的にしか増加しないから、過剰人口による貧困の増大は避けられないという人口法則を立て、ゴドウィンらの社会主義思想を批判した。

トーマス・マルサスが1798年出版した「人口論」は当時、欧州の知識人社会を衝撃に追いこんだ。マルサスは簡潔な論理で、「人口数が国力であると同時に幸福の尺度」と思っていた欧州知識人たちの常識を根こそぎ覆した。マルサスの予言は爆発的な人口増加のため、大災いを避けられないという暗鬱な内容だった。

  • 人口は「1、2、4、8、16、32…」のように幾何級数的に増加するが、
  • 食料は「1、2、3、4、5、6…」のように算術級数的で増加する

という論理の前に、大半の楽観論者は白旗を挙げざるを得なかった。






2007-03-10 (土) 21:43:22 (3851d)