水平的分業

「水平的分業」についてのメモ。水平的分業とは…
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水平的分業 †

  • 同程度の発展段階にある国の間で行われる国際分業。異なる商品を生産しあい、貿易を通じて相互に交換する形の分業。

垂直的分業

垂直的分業/水平的分業〔貿易用語〕
主として先進工業国の工業製品と発展途上国の原材料品の交換という形の国際分業を垂直的分業という。一方、先進工業国が相互に行う経済交流、国際分業を水平的分業という。

国際分業
(こくさいぶんぎょう)
⇒関連項目
外国との間で,それぞれ割安に生産できるものの生産を増やして輸出し,他方割高のものの生産を減らして不足分を輸入すれば,自国も外国もともにアウタルキー Autarkie(自給自足経済)の場合より消費量が増える。日本はたいへん不足している原燃料を輸入し,国内の熟練労働,機械設備,高水準の技術で加工して輸出するという形態の国際分業を活用して経済発展してきた。国際分業はいわば国是といってもよい。しかし国内で輸入品と競合する生産を行っている生産者にとっては,他の有利な産業に移れないかぎり,簡単に国際分業に賛成できない。日本で国際価格の3倍も割高な食料農業生産者や,発展途上国からの安価な輸入品との競争に直面している単純労働集約的商品(雑貨や下級繊維品等)の生産者に国際分業論がなかなか受け入れられないのは,他産業への転換が容易ではないからである。しかし,輸入制限や輸出国に自主規制を要求して,これらの産業を保護し存続させても,ますます非効率的になる傾向が強い。積極的に他産業への転換を促して輸入を増やすといった積極的産業調整政策が,国際分業促進にとってますます必要になってきている。日本の工業力,とくに技術・知識集約的生産での国際競争力が強まるにつれて,国際分業の形態も変わらざるをえなくなってきた。従来のように原燃料だけ輸入し,工業品を全部国内で自給し輸出するといった垂直的分業だけでは,大幅な貿易収支黒字がますます拡大し,欧米諸国や新興工業国との貿易摩擦が強まるようになってきた。今後は単純工業品だけでなく,消費財,部品,中間財まで多様な工業品を輸出するとともに輸入もする,水平的分業を促進する必要がある。また国際分業も商品貿易だけでなく,サービス貿易や直接投資,技術移転も含めて,多様な形態で進められるようになった。 






2007-03-10 (土) 21:43:29 (3728d)