精神分析派フェミニズム

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精神分析派フェミニズム †

  • 精神分析派フェミニズムは、女性の抑圧の原因が,その心理に深く根ざしていると主張する。
  • 現実的に社会・政治・経済といった外的環境が変革されたとしても,個々の女性の心の奥底,すなわち無意識の世界に潜む抑圧構造を解明し転換しなければ,女性の真の解放は得られない。
  • そこで,フロイトの精神分析理論を用いて、フェミニズムの観点から無意識の領域に迫ろうとする。
  • 精神分析派フェミニズムは、フロイトの理論では十分に取り上げられなかったエディプス期以前の母子関係に光をあて,女性の従属に無意識という新たな視点から迫っていく。
  • 前エディプス期に、男児も女児も母親に共存的に密着し,母子関係は一体化している。
    • しかし,エディプス・コンプレックスを経ることで,男児は父による去勢の不安から逃れるために,母への愛をあきらめて,母親や女性的な世界に対立し,そうすることで父の「文化」に統合し,父とともに「自然」と「女性」を支配するにいたる。
    • これに対して女児は,前エディプス期が長引き、母との分離が遅れ,文化への統合が不完全になる。こうして女児は心理的な拘束状況に置かれ,結局支配せずに支配されるものとして文化の周縁に追いやられるというのである。





2007-03-10 (土) 21:44:04 (3878d)