説話

「説話」についてのメモ。説話とは…
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説話 †

伝聞や風聞を記録したものを説話という。平安時代初期から鎌倉時代にかけて編集された。当初は仏教説話が中心であったが,時代と共に貴族や武士・庶民の生活を題材にしたものが生み出された。

・『日本霊異記』(景戒編 9世紀初め)

  • 奈良時代の仏教説話を集めたものを編集。因果応報の教えが説かれ,布教活動に用いられた説話が中心となっている。

・『今昔物語』(編者未詳 12世紀前半)
日本(本朝)の説話だけでなく,中国(震旦)やインド(天竺)にまで及ぶ1000以上の題材が編集されている。和漢混淆文とよばれる文体を採用し,各説話は「今ハ昔〜」という出だしではじまる。

・『発心集』(鴨長明編 1215年頃)
隠遁生活の困難,それを妨害する愛と欲望についての説話。

・『宇治拾遺物語』(編者未詳 1221年頃)
先行の『今昔物語』にならぶ説話の代表作。

・『古今著聞集』(橘成季編 1254年)
『宇治拾遺物語』に次ぐ説話集。






2007-03-10 (土) 21:44:15 (4122d)