多数派支配型民主主義

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多数派支配型民主主義 †

多数派支配型民主主義民主主義は,人民による人民の支配であるが,その制度化の方法は1つではない。

これは多数派の意向にしたがった決定が行われるように制度を配置したものであって,たとえば,小選挙区制によって人為的に多数派の力を大きくし,権力分立を避ける議院内閣制,一院制,中央集権といった仕組みをとる場合がそれである。
51%を100%であると見なすものといってもよい。

この仕組みは二大政党制や単独政権と親近性があり,典型とされるのはイギリスである。

問題は残りの49%の意向を無視するのが民主主義的であるのか,強い要求を掲げた少数グループの不満を抑え続けることができるか。国民の間に深刻な文化的亀裂がなく,少数派が遠からず多数派になれるような流動性があることが,この51%が全能になることを一時的に甘受するための条件といってよい。






2007-03-10 (土) 21:44:44 (4733d)