第三者割り当て

「第三者割り当て」についてのメモ。第三者割り当てとは…
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第三者割り当て †

新株発行の際発行会社の役員・従業員や取引先など特定の第三者に新株引き受け権を与えること

発行会社となんらかの特別な関係にあるもの,例えば役員,従業員,取引先,提携先,銀行などに引受権を与え,*新株を発行すること。発行会社の縁故者に割り当てるので縁故者割り当てともいう。*取締役会の決議でできるが,その時の株価に比べて割当価格が著しく低いなど,いわゆる有利価格発行の場合は,既存の株主の権利を侵害するので,*株主総会の*特別決議を必要とする。
 第三者割り当ては,<1>収益力が乏しく,普通の*増資ができない<2>取引先や提携先との関係をより緊密にする,などの場合に行われる。外国企業との提携のために利用されるケースも多くなっている。ただ*第三者割当増資が行われれば,既存株主にとっては,将来の増資期待が薄められるという問題もある。1980年代後半に上場会社等の第三者割当増資をめぐり,その公正性が疑われるような事例が発生し,社会的にも問題になったため,*証券取引所と*日本証券業協会は,89年4月以降,発行会社,申込取扱証券会社および割当先に対し,割当株の2年間継続保有,証券会社への株券の預託などを書面で確約させ,その書面を証券取引所などに提出させている。






2007-03-10 (土) 21:45:12 (3908d)