単一欧州議定書

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Single European Act /SEA

単一欧州議定書 †

EC の基本条約であるローマ条約を修正した文書。
EC 統合をめざす諸策を取り決める。
1987年発効。

単一欧州議定書(Single European Act)〔国際通貨用語〕
ECの基本条約であるローマ条約に対し、一九五八年一月の発効以来初めて修正の手を加えた条約。八六年二月に調印され、翌年七月一日に発効した。ECは八五年六月に白書「域内市場の完成に向けて」を発表し、以来、九二年末までに域内における人、商品、サービス、資本の移動に関し国境を廃止する「一九九二年計画 (Project 1992)」を実施し、本議定書は、この計画をローマ条約の中に明記した。この計画はいちおう予定どおり達成されたということになっているが、人・サービスの面ではまだ多くの障壁が残されている。
この議定書はそのほかに、従来は必ず全会一致でなければならなかった欧州理事会(ECサミット)の決定の一部に特定多数決を導入し、さらにECの協調を政治分野にも拡大するなど重要な修正を加えたが、通貨同盟の結成に関しては事実上何の規定も織り込まなかった。この意味で二回目の修正条約であるマーストリヒト条約(→別項)は通貨同盟結成の目標をローマ条約に明記したという点で画期的である。






2007-03-10 (土) 21:45:19 (4654d)