抵抗権

「抵抗権」についてのメモ。抵抗権とは…
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抵抗権 †

  • 国家権力の不法な行使に対し,実力をもって対抗し,それによってみずからの権利,自由を守る権利。抵抗権の思想は古代にまでその淵源をさかのぼることができるが,なかでも注目すべきは,中世ヨーロッパの封建社会において,忠誠契約に基づいて臣民に承認された,領主(君主)に対する抵抗権と,16〜17世紀のいわゆるモナルコマキ(暴君放伐論者)の,多かれ少なかれ宗教的根拠づけをもった抵抗権の主張である。抵抗権が憲法的な問題として前面に出てきたのは近代市民革命の時代であり,ロックの思想やその影響下にあるといわれるアメリカ独立宣言およびフランス人権宣言(1789)などにその端的な表現がみられる。
  • 日本国憲法には明文の規定がないこともあって,抵抗権の根拠づけに関しては学説が分れている。憲法の保障する権利ないしは自由を「国民の不断の努力によって」保持すべきことを定めた12条の規定などからみて,抵抗権が実定法上の権利としても内在していると解する説が有力である。

参照;ブリタニカ小項目事典






2008-04-18 (金) 13:56:46 (3475d)