中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)。葛城皇子(かずらきのおうじ)。
626-671
第三八代の天皇。在位六六八〜七一。舒明天皇の第二皇子。母は皇極(斉明)天皇。中臣鎌足の協力で蘇我氏を滅ぼし、皇太子として大化の改新を断行。
斉明天皇没後、称制をとり、近江(おうみ)の大津宮に遷都ののち即位。
「日本書紀」で第三八代天皇の漢風諡号(しごう)(在位 668-671)。名は葛城(かづらきの)皇子。一名開別(ひらかすわけの)皇子とも。
中大兄(なかのおおえの)皇子は他の「大兄」と区別するための呼び名。
和風諡号は天命開別(あめみことひらかすわけ)。
舒明天皇第二皇子。