転位効果

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displacement effect

転位効果 †

  • 戦争などに際して財政支出が増加するが、戦争が終わっても膨張した支出が元に戻らずに高原状態が続くこと。
  • 国民の多数が望ましいと思っている財政支出水準と受忍しうる課税水準の間には,通常へだたりがあるが,戦争等に直面すると経費支出も税負担も増大し,戦争がすんでも元に戻らず,経費は不連続的に階段状に膨張する。
  • ピーコック(A.T.Peacock)とワイズマン(J.Wiseman)が1890年から1955年までのイギリスの政府支出の長期的趨勢についてこの効果を指摘した。そのため、「ピーコック=ワイズマン効果」(Peacock-Wiseman effect)とも言われる。

経費膨張の原則 †

  • 近代国家の経費が,特に19世紀以降一般的に膨張傾向にあること。ワーグナー(A. Wagner)によって定式化された。この傾向は,国家経費の対国民所得比率によって実証されるが,その原因は,政府活動範囲の拡大と複雑化,特に軍事費・社会政策費の増大によるところが大きい。





2008-05-25 (日) 20:25:47 (3436d)