- 17世紀初頭に東インド(東洋)貿易とその植民活動を目的として設立された西欧各国の独占的特許会社。香料などの輸入が主目的であったが、植民地経営にも深く関与した。
- 設立は、イギリスが1600年、オランダが1602年、フランスが1604年。
イギリスの東洋貿易を独占的に行なった特権会社。1600年成立。マレー諸島の香料をオランダと争い、敗れたのちは茶や綿布取引の一方、戦争と地税徴収などによりインドの植民地化を推進。貿易自由化の要求により1858年インド統治権を本国に移管した。
1602年、オランダが東南アジアの香料貿易を目的に設立した東インド貿易の独占会社。ジャワ島のバタビア(ジャカルタ)に政庁を置き、貿易ばかりでなくインドネシアの植民地化の重要機関でもあった。1799年解散。
- 1600年
- 1757年
- 1765年
- ベンガルの租税収税権獲得。クライブ、ベンガル知事に就任-1813年
- 茶以外のインド貿易独占権廃止(本国での自由貿易の要求増大が背景)
- 1833年
- インド統治法でインドに対する商業活動停止→インド統治の代理機関
- 1834年
- 中国に対する貿易独占権、茶貿易独占権廃止→イギリス商人の貿易自由化、中国へのアヘン流入激増
- 1858年
- セポイの反乱の失政の責任をとって会社解散→インドは本国の直接統治