独占

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独占/マルクス経済学 †

 自由主義段階における錦工業を中心とした産業資本の蓄積は、固定資本規模の比較的小さい多数の企業の競争をつうじておこなわれた。しかし鉄道建設を介して産業の基軸が鉄鋼業へと移行するにつれ、固定資本の巨大化にともなう蓄積様式の変化が生じてくる。とくに不況過程における固定資本の過剰状態のもとで展開される競争は、人規模な固定資本を抱えているときには、既存資本を温存しその破壊を回避する傾向を生む。個人企業の株式会社への移行、株式資本形式を利用した集中合併、これらの動きはやがて巨大企業を形成していくことになる。

歴史的には1873年恐慌以後の大不況期を経て、19世妃末から20世妃初めにかけて、独、米、英の各国で程度の差はあれ、巨大企業の独占体制が成立した。だが独占の成立はそのうちに複雑な巨大企業間の競争を含んでおり、独占価格、独占利潤の安定的な成立を意味しない。






2007-03-10 (土) 21:46:44 (3726d)