日記文学

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日記文学 紀行文 †

仮名文字の発達によって日本語表記が容易になると,日記がさかんに執筆されるようになった。また幕府が関東に置かれると,京と関東を行き来する旅日記も姿をあらわした。

(唇損代

  • 『土佐日記』(紀貫之 935年)
    • 任国土佐から帰京するまでの旅日記。日本最古の日記文学。女性の姿を借りて男性の筆者が旅行体験について語った作品。
  • 『蜻蛉日記』(藤原道綱母 974年以降)
    • 藤原兼家の求婚・結婚・出産・夫の浮気・破婚が描かれる。
  • 『和泉式部日記』(和泉式部? 1007年頃)
    • 宮廷における自らの恋愛体験が中心に語られる。
  • 『紫式部日記』(紫式部 1010年頃)
    • 一条天皇の中宮・彰子に出仕したころの日記。
  • 『更級日記』(菅原孝標女 1060年頃)
    • 物語の世界に憤れた少女時代から夫と死別した晩年までの回想録。

鎌倉時代

  • 鎌倉時代に入ると京都・鎌倉間の往来が増え,紀行文がさかんになる。
  • 『東関紀行』(作者未詳 1223年以降)
    • 白河の隠者が京都から東海道を経て鎌倉に下り,遊覧して帰京するまでの記録
  • 『十六夜日記』(阿仏尼 1280年頃)
    • 訴訟のために京都から鎌倉に下ったときの旅日記。子に注ぐ愛情が描かれる





2007-03-10 (土) 21:47:02 (3819d)