白鳳文化

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白鳳文化 †

天武・持続朝を中心とする7世紀後半には,律令国家が形成される時代の動きを反映して,若々しい活気に満ちた文化がおこった。この頃の,貴族中心の文化を白鳳文化とよぶ。初唐文化の影響を強く受けている。

  1. 建築
    • 薬師寺東塔
      • 各層に裳階という小さな屋根をつけた三重塔で,六重塔のようにみえる。「凍れる音楽」といわれる律動美を示している。
  2. 彫刻
    • 興福寺仏頭〈金銅像〉
      • 興福寺束金堂の本尊台座の下から発見されたが,もとは山田寺の薬師如来像の頭部である。童顔の明るい白鳳彫刻の典型である。
    • 薬師寺〔金堂〕薬師三尊像〈金銅像〉
      • 中央に薬師如来像,脇侍が日光菩薩像と月光菩薩像である。台座の鬼形や唐草文様には西アジアの影響がみられる。
  3. 絵画
    • 法隆寺金堂壁画
      • 薬師・釈迦・阿弥陀・弥勒の浄土を4つの大壁に描き,8つの小壁には日光・月光・観音・勢至などの菩薩像が描かれていた。 1949年焼損。インドのアジャンター石窟壁画や中国の敦煌石窟壁画の流れをくむ。
    • 高松塚古墳壁画
      • 円墳の内部壁面に四神や男女群像などが極彩色で描かれている。奈良時代には,中央集権の政治の発達により,貴族層や宮廷・寺院を中心に,貴族的で仏教的色彩の濃い文化が発達した。この時代の文化を天平文化とよぶ。唐文化やインド・ペルシアなどの文化の影響を受けている。





2008-08-22 (金) 10:43:58 (4049d)