- 新川敏光,宮本太郎,井戸正伸,真柄秀子『比較政治経済学』有斐閣アルマ,2004
比較政治経済学とは何か。何を、どのように研究するものか。各国政治経済分析のための比較枠組みと理論を紹介し、政治と経済の関係を学問する。
「黄金の30年」といわれた経済繁栄の時代が終わり,ほぼ30年が過ぎた。この間の経済危機,福祉国家の危機の中で,政治学では経済に対する政治の役割についての関心が高まり,各国の経済危機への対応の比較分析が発展してきた。比較政治経済学の理論や方法を紹介する。
- 序章 比較政治経済学への招待
- 第1章 戦後和解体制
- 第2章 戦後政治経済体制の変容
- 第3章 レジームの多様性
- 第4章 開放経済とコーポラティズム
- 第5章 コーポラティズムと経済実績
- 第6章 コーポラティズムと金融レジーム
- 第7章 福祉国家の発展と理論
- 第8章 福祉国家類型と企業・家族
- 第9章 福祉国家のゆくえ
- 第10章 政治的党派性とマクロ経済政策
- 第11章 拒否権プレイヤーと政策決定
- 第12章 政治体制と経済成長
アクセス比較政治学