比較生産費説

「比較生産費説」についてのメモ。比較生産費説とは…
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比較生産費説 †

リカードが提唱した国際貿易論の基礎的理論。2国間の貿易は、双方が比較優位を持つ財に特化し、他の財の生産を貿易相手国にまかせるという国際的な分業を行い、貿易を通じて特化した財を相互に交換すれば、貿易当事国は双方とも貿易を行わなかった場合よりも利益を得ることができるという説。

リカードは、主著『経済学および課税の原理』1817年の第7章「外国貿易について」において、次のような例を使って説明している。

ぶどう酒1単位に必要な労働ラシャ1単位に必要な労働
イギリス120100
ポルトガル8090

ここから読み取れることは…

  1. ポルトガルがイギリスと比較して、どちらの生産部門においても、生産力の絶対的優位を持っている。
  2. ポルトガルが2つの財において持っている優位の程度は、ぶどう酒の生産の方がより大きい。→ぶどう酒の生産効率はラシャの生産効率よりも優れている。

ということであり、逆にイギリスからすれば、

  1. どちらの生産部門においても生産力が絶対的に劣っている
  2. 劣っている程度はラシャの生産において、より非効率である

 このような場合、ポルトガルはラシャと交換にぶどう酒を輸出するのが有利となり、イギリスにとってはぶどう酒と交換にラシャを輸出するのが有利となる。

 なぜならば、労働が同じで

(途中)

絶対優位と比較優位の違い †






2008-07-25 (金) 18:46:07 (3163d)