不良債権

「不良債権」についてのメモ。不良債権とは…
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不良債権 †

 1999年3月期以降、減少傾向にあった不良債権の残高は、再び増え始めた。2002年3月期末の大手銀行の不良債権は、1年前より49%増えて27兆円弱となった。景気低迷が長引いているうえ、金融庁が検査で不良債権を厳しくチェックするようになったためである。

 銀行は、不良債権を次の3つに分類している。

  1. 破産更生債権(破綻先債権)
    • 事実上倒産した企業向けの貸し出しを指す。ほとんど回収困難となった債権
  2. 危険債権(破綻懸念先債権)
    • 倒産する懸念が大きい企業に対する貸し出しである。業績回復のメドが立たず、利払いが滞っている企業への融資が、これに当たる。こうした、企業は、手持ちの資産を売っても返せないほど多額のお金を借りているケースが多い。
  3. 要管理債権
    • 銀行が貸し出し債権を放棄したり、金利を軽減・免除したりして経営再建を支援している企業向けの貸し出しである。流通・建設・不動産などの経営不振企業の大半が、ここに入っている。

 3月末の分類では、aが横ばいの3兆2千億円、bが44%増の12兆2千億円、cが80%増の11兆3千億円であった。cは、経営再建が失敗すれば、a、bにもなりうる。政府も、この要管理債権をどうするかがポイントになる。






2007-03-10 (土) 21:47:57 (3908d)