- 社会科学における集合的な主体概念を否定し、社会現象を個人の行動とその複合関係から説明しようとする考え方。
- 諸個人がまず存在して、社会の構造は諸個人の相互活動から生まれることになる。
methodological individualism
- 社会科学において集合的な主体概念を否定して,社会現象を個人の行動とその複合関係から説明しようとする考え方。合理的「経済人」の仮定に立つ新古典派の経済学やウェーバーの社会学はこの立場に立つ。
- 国民経済を主体と考えた歴史学派や集合表象を重視するフランス社会学はこれに対立する。