防衛機制

「防衛機制」についてのメモ。防衛機制とは…
HOME > 防衛機制

適応機制。防衛機構。

防衛機制 †

不安・葛藤・フラストレーションなどから自己を守ろうとして働くさまざまな心の仕組み。投射・退行・抑圧・昇華・合理化などがある。

  • 防衛機制:自我防衛のメカニズム
    • 人間は,自己の心理的安定を脅かされる状況に置かれると,自己防衛的にさまざまな言動をとる。この自我防衛のメカニズムを精神分析の理論概念として示したものが「防衛機制」である。
    • 防衛機制は,自己の環境への適応の方向で働く場合と,逆に環境への不適応機制となる場合とがある。後者は神経症患者に一般に多く見られる現象である。
  • 抑圧
    • 意識すると不快や不安を覚えてしまうような記憶や観念を意識外へ押し出そうとする。忘却の形をとることが多い。意識的に行われる場合は「制止」あるいは「禁止」と呼ばれる。過度の抑圧は神経症の原因の一つとされている。
  • 反動形成
    • 内心抱いている感情や欲求とは正反対の態度や発言をする。
  • 代償
    • 当初の目標と機能的に類似した目標を達成することによって満足を得る。「補償」ともいう。
  • 昇華
    • エネルギーの対象になっている目標を社会的・文化的に承認されたものへと転換して満足を得る。
  • 合理化
    • 本来の欲求や動機を隠して,自分に都合のよい理屈で正当化する。
  • 投影
    • 他人も自分の態度,感情などと同じものをもつと決めてかかる傾向。自分が持っていることを認めると自分を傷つけるような衝動や感情を無意識に他の人や物に転換する。子供によくみられる。また自分自身承認しがたい考え,感情や,満たしえない欲求をもっている場合に,それを他人に帰してしまうような無意識的な心の働きのこと。病的な投影は,恐怖症や精神分裂病の妄想によく見られる。
  • 退行
    • 欲求不満によって生じた緊張を,自分の生活史の前段階へ,あるいは生活史とは無関係の原始的行動へ戻ることで緩和する。
  • 逃避
    • 苦痛や不安などから逃れるために,他の現実または空想へと逃げる。
  • 同一視
    • 自分以外のものに自分の姿を重ねることによって,自分にできないことを達成しようとする。
  • 転移
    • ある特定の対象に向けられていた感情や態度を,別の対象に向け変える。人から人への感情転移が一般的。





2008-06-21 (土) 22:09:49 (3442d)