北方領土

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北方領土問題

第二次大戦後ソ連の統治下になり、ロシア連邦と日本との間でその帰属が問題となっている地域。一般に歯舞(はぼまい)諸島・色丹(しこたん)島および南千島の国後(くなしり)島・択捉(えとろふ)島をさす。

広義には,第2次世界大戦後ソ連の占領下におかれた日本の北方領土全域にかかわる問題。しかし,日ソ間で懸案となっているのは,歯舞(はぼまい)諸島,色丹(しこたん)島,国後(くなしり)島,択捉(えとろふ)島の問題で,これらの諸島については戦後日本は一貫してソ連に返還を要求し続けている。1955年6月から開始された日ソ交渉で日本側は,(1)歯舞,色丹の諸島は北海道の一部であり,サンフランシスコ条約で放棄した千島列島には含まれない,(2)国後,択捉両島はいかなる外国の主権下にもあったことのない日本固有の領土であると主張したのに対して,ソ連側は,歯舞,色丹の「引渡し」には応じたが,国後,択捉については国際協定その他により解決済みであると主張。困難な交渉の末,56年10月19日日ソ共同宣言が調印された。この宣言で,平和条約の締結については,日ソ間に正常な外交関係が回復されたのち交渉を続けるとし,さらに歯舞諸島,色丹島についても,ソ連は,平和条約の締結後日本の要望にこたえ,また日本の利益を考慮して引渡すことに同意すると述べた。その後も日ソの主張は対立の状態であったが,72年1月の第2回日ソ定期協議で,平和条約締結に関する交渉を行うことに合意した。73年10月,田中首相訪ソの際の日ソ共同声明で,「双方は第2次世界大戦後からの未解決の諸問題を解決して,平和条約を締結する……」と表現し,日本側はこの「未解決の諸問題」に北方領土問題が含まれるとしている。しかし,ソ連はこの解釈を認めず,双方の主張は対立したままである。






2007-03-10 (土) 21:48:50 (3702d)