本源的蓄積

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本源的蓄積 †

  • 封建社会が解体し、資本主義的生産様式が成立する前提条件としての資本と賃労働力が創出される歴史的過程。

資本制的生産様式が成立するための前提をなす蓄積のこと。

  • マルクスによれば,本源的蓄積は生産者と生産手段との歴史的分離過程であり,その基礎は農民からの土地の収奪である。一方では生産手段の資本への転化として,また他方では直接的生産者の賃労働者への転化として現れる。こうして資本は生産過程を把握し,産業資本として確立する。本源的蓄積は,経済外的強制から解放された労働者と,あらゆる生産物の商品化を前提とする資本主義に固有の生産関係を創造するのである。
  • なおA.スミスはほぼこの本源的蓄積にあたるものを「先行的蓄積」もしくは「原始的蓄積」(原語はいずれもprevious accumulation)と呼んでいる。





2008-01-14 (月) 01:10:10 (3956d)