埋め込まれた自由主義

「埋め込まれた自由主義」についてのメモ。埋め込まれた自由主義とは…
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埋め込まれた自由主義 †

  • 大英帝国の覇権に裏づけられた国際的自由主義体制(パックス・ブリタニカ)は第一次世界大戦によって崩壊した。
  • 戦間期の混乱から第二次世界大戦を経て、戦後にはアメリカを中心とする国際的自由主義体制の再建がなされた。この「パックス・アメリカーナ」の特徴を、J.ラギーはパックス・ブリタニカ時代の自由放任主義とは異なる「埋め込まれた自由主義」と特徴づけた。
  • かつてポランニーは、本来、経済は社会的諸関係に埋め込まれたものであるのに、自由主義市場経済の下ではあたかも経済が独立し、社会的諸関係を統制するかのような現象が生まれることを指摘。
  • 自由主義は、19世紀後半いわば社会から飛翔し、第一次大戦で砕け散ったが、戦後再建された自由主義体制は,無軌道な市場の運動を制御するメカニズムをもつ。すなわち自由主義は、国内的社会的経済的文脈に「埋め込まれる」ことになった。
  • 「埋め込まれた自由主義」の特徴…国際的自由貿易体制+国内の社会的保護
    • 自由貿易体制によって国際経済の開放性を高めつつ,政府が(国際競争に)脆弱な国内の社会集団を保護し、これに代償を与える政策を行う。
    • こうしたバランスを維持する枠組みが…





2007-03-10 (土) 21:48:53 (3932d)