利益集団

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interest group インタレストグループ

利益集団 †

特定の関心・利益に基づいて組織され、かつそれらを代表する社会集団。労働組合・経営者団体など。

ある特定の利害,関心,欲求に基づいて組織された集団をいう。この集団は近代社会の組織や機能の分化,民主主義政治原理の普及を背景にして存在し増加してきた。形態的には職場内のインフォーマルな小集団や組織から国家的規模での団体や組織を含み,きわめて多様である。政党ではないが一定の政治目的を遂行するための利害関係集団を特に圧力団体という。現代社会でのこれらの集団の意義は特に世論や政策形成の点で重要である。社会学的には第2次集団に入る。

特定の利害・関心・価値を維持・存続・強化せしめるために組織化された集団。利益集団、利害集団、利害関係集団、関心集団、民間団体、院外団(ロビー)などと訳される。具体的には、ある特定の経済的利害に関係のある集団、たとえば労働組合、企業家団体、農民団体、同業組合や、ときには圧力団体などを含めていわれる。社会学では、かならずしも経済的、政治的目的をもった集団に限定せずに、第二次集団に含まれるものまで広くとらえる傾向にある。労働組合と企業家団体は、互いに賃金や労働時間について団体交渉しているときはインタレスト・グループであるが、立法内容を動かそうとするときは圧力団体である。
 インタレスト・グループは、多集団社会と西欧の議会制民主政の基本的同質性を前提として、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカにおいて数多くの出現をみたものである。その台頭の主要原因は、
〔1〕代議制に対するインタレスト・グループの比重の増大、
〔2〕政党の組織の拡大、整備に伴う寡頭制化、
〔3〕社会の各分野に対する最近の政府統制の強化、

の3点に求められる。インタレスト・グループの多元的存在は、デモクラシーの維持と発展にとって欠くことができないとみなされている。それを認めても、自由な私的結社であるインタレスト・グループの普遍的権利と、社会がもつ公益との均衡を図ることが必要であろう。






2007-03-10 (土) 21:49:29 (3879d)