労使和解体制

「労使和解体制」についてのメモ。労使和解体制とは…
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労使和解体制 †

  • 3−1 労働の力
    • フォーディズム段階においては、労使関係は対立的ではなく、労使間の和解が成立した。

 労働過程から思考や判断の余地を奪い、単純作業の繰り返しという苦痛を強いる大量生産への見かえりとして、労働者には生産性インデックス賃金が提供される。生産性向上への協力の見返りとしての生産性インデックス賃金を通じて、フォード主義的労使和解が実現した。

 フォーディズムの下での賃金や労働条件、再分配政策が各国一様であったわけではない。「黄金の30年」時代を見ても、

  • 賃金交渉のあり方が依然として競争的であり、公的福祉の提供が限定的であるような国(アメリカ)
  • 同一労働同一賃金を原則とし、労使双方の頂上団体のトップ交渉によって賃金が決定し、普遍主義原則に則って公的福祉が包括的に提供されるような国(スウェーデン)

 …など、さまざまであった。このような多様性を理解するための重要な視角が、「権力資源論」である。→権力資源論






2008-05-22 (木) 17:00:59 (3774d)