労働過程

「労働過程」についてのメモ。労働過程とは…
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労働過程 †

 マルクスによれば、労働過程は人間生活の永久の自然条件であり、その性質は資本家社会でも変わりない。人間は労働過程において自然に対し意識的に働きかけ、自然を変形し、人間が使用しうる形態で自然素材を獲得する。自然への働きかけをとおして、人間は自分の生命のうちに宿っている潜在能力を発現させ、その力を自ら制御する。この全過程が、クモやミツバチの巣作りと本質的に異なるのは、成果として生み出すべきものを、人間はあらかじめ頭の中に思い描いている点にある。こうして人間労働は目的を自覚的に実現する行為であることによって、動物の本能的行為と区別される。

 労働過程を成り立たせる基本的要素は労働、労働対象、労働手段である。労働者は労働手段を用いて労働対象を変形、加工して生産物を生み出す。この生産物の一部は過去の労働の成果として、生産手段のかたちで新たな労鋤過程で使用される。






2007-03-10 (土) 21:49:58 (5334d)