労働問題

「労働問題」についてのメモ。労働問題とは…
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労働問題の発生 †

労働者たちは,失業や苛酷な労働条件に対して,自然発生的に抵抗してきた。

  • 産業革命発生により,イギリスでは工場制度が発達。熟練労働者は若年労働者や女子労働者に職を奪われるという現象が起こった。彼らは機械によって職を奪われたと考え,工場の機械を打ち壊す行為に出た(ラッダイト運動)。
  • 1825年には労働者団結法が制定され,団結禁止法(1799年)が撤廃された。こうして労働者は労働組合を結成していくことになる。当初は資本家と労働者との自由な契約関係を阻害するものと見られていた労働組合も,生産手段を持たない弱い立場にある労働者が低賃金で苛酷な労働条件で労働させられることから,団結して労働条件の改善を求めていくようになり、やがて労働者のための基本的な権利として認められた。その後,労働者に参政権と経済上の権利を要求するチャーチスト運動が1830年代後半から起こり,10時間労働の実現をみた。
  • 日本の労働運動
    戦前のわが国では,労働運動は弾圧の対象であった。1897年に最初の労働組合である鉄工組合が結成されたが,1900年には治安警察法で団結が禁止されている。1911年にわが国初の労働者保護法である工場法が制定されたが,1925年には治安維持法が制定され,取り締まりが強化された。戦後は民主化の一環として治安維持法などが廃止され,労働運動も行えるようになった。1945年に労働組合法が制定され,その後も労働関係調整法(1946年),労働基準法(1947年)などが順次制定され,労働者の権利が確保されていった。





2007-03-10 (土) 21:50:02 (3929d)