稟議制

「稟議制」についてのメモ。稟議制とは…
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Ringi system りんぎ〔「ひんぎ(稟議)」の慣用読み〕

稟議 †

  • 官庁・会社などで、会議を開くほどに重要でない事項について、案を関係者に回してその承認を求めること。
  • cf.日本的経営

稟議制/稟議制度 †

  • 日本の官僚制の特徴を表す「ボトムアップ」型の意思決定方式。
    • 末端の役人が起案した文書(稟議書)が下位から上位へと順次回覧されて、最終決裁権者に至るという手続きで決定がなされる。しかし、こうした意思決定方式は、日本の官僚制においても日常的なルーティーンワークに属する事実の処理の場合に限られているとされている。

稟議制のデメリット / 短所 †

  • 意思決定に時間がかかりすぎる
  • 上位の役人の指導力が発揮されない
  • 責任の所在が曖昧になる

稟議制度(組織) †

  • 稟議は企画の実施に際して,担当者が上司にうかがいを立て,上司の承認を得ることであるが,この決定方式を手続としても整備して制度化したものが「稟議制度」。
  • この制度は起案,回議,決裁・承認,実施,記録から構成される。
  • 官僚制組織の末端に位置するものが、決裁文書(稟議書)を起案し、それを官僚制の上位に位置するものに順次回覧し、それぞれの承認を経て官僚制の最高意思決定権限者によって決裁される方式。
  • 文書主義の非効率や責任の分散、上級管理者の指導力の欠如などが指摘されてきた。
  • だが、あらゆる意思決定が、末端のものの起案によってスタートしているわけではない。
    • 政策問題に深く関係する事項については、決裁文書が起案される以前の段階で、当該事項に関係する上級管理者を含めた会議が持たれている。そこで合意された事項が、このような手続きによって決裁されていく。政策上の問題もなく裁量も必要としない事項については、現象通りの決裁方式がとられている。
  • なお、予算の概算要求の作成、大臣の国会における答弁資料の作成などは、こうした稟議制方式によるものではない。





2008-11-09 (日) 18:09:21 (3152d)