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「FTA」についてのメモ。FTAとは…
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FTA 自由貿易協定

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 自由貿易協定は、特定の国や地域が、互いに輸入品に関税をかけることや、数量制限などを原則としてやめる取り決めである。一般的に、経済力が上昇した国は、国内産業の保護より経済の活性化を優先し、貿易制限の廃止に動く傾向がある。 域外の国への関税率を統一する関税同盟を含めると、2002年6月時点で、143のFTAが成立している。

 最初のFTAは、1958年に欧州経済共同体(EEC)の成立を決めたローマ条約だといわれている。

 しかし、FTAは、1980年代までは、少なかった。世界的規模で多数の国が協議する関税貿易一般協定(GATT)があり、別の仕組みに頼る必要がなかったためである。しかし、GATTやこれを強化した世界貿易機関(WTO)に、発展途上国などが多数加盟し、交渉に時間がかかるようになった。WTOは、全会一致が原則であるためである。このため、90年代にFTAは急増した。いったんFTA締結の動きが広がると、他国に遅れまいとする国が増え、弾みがついた。アジアでも、締結の動きが広がっている。日本も2002年1月にシンガポールとFTAを締結し、ASEANとも来年から交渉を開始することが決まっている。アジア諸国は、関税率が高く、日本が交渉で得る恩恵は大きいといえる。        

 一方で、多国間のWTOの交渉も進まないと閉鎖的なブロック化が進むという懸念もある。






2007-03-10 (土) 21:29:19 (3665d)