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「WTO」についてのメモ。WTOとは…
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World Trade Organization /WTO 世界貿易機関

WTO †

 世界の自由貿易を進める国際機関で、1995年1月に発足した。

 GATTのウルグアイ-ラウンド最終合意文書に署名した120か国以上が参加し,サービスや知的財産権をも含めた世界の貿易を統括する。常設の理事会を設置して国際紛争処理能力を強化するなど,GATTより機能が強化されている。

 ウルグアイラウンドの最終合意文書に署名した120カ国以上の合意により、1995年1月に発足した。GATTウルグアイラウンドで合意した協定を、参加国が守っているか監視する役割を持つほか、世界の貿易を自由化するための枠組みの構築を進める。協定に過ぎなかったGATTに比べ、常設の理事会も設置され、2年に1度閣僚会議も開催され、貿易に伴う国際紛争処理機能が強化されている。2001年11月に、カタールのドーハでの閣僚会議は、新ラウンドの開始を盛り込んだ閣僚宣言を採択し、新たな通商ルールを作るための新ラウンドが始まった。

1995年1月に発足。134カ国・地域(99年2月10日現在)が加盟する国際貿易の中核機関。WTO協定で貿易に関する国際ルールを定め、WTOが協定の実施、運用を行うと同時に、新たな貿易課題について検討する。

  • 具体的には、次のような任務がある。
  1. WTO協定と多角的貿易協定の実施・運用
  2. 多角的貿易関係に関する交渉の場と実施の枠組みの提供
  3. 紛争解決
  4. 貿易政策検討制度の運用
  5. IMF、世界銀行、関連機関との協力
  • WTO発足によって新たに、農業、繊維貿易に関する協定やサービス貿易や知的所有権に関する協定が作成されたほか、紛争解決手続きを統一し、手続きが迅速、円滑に進むようになった。今後は、第3回WTO閣僚会議(シアトル、99年11月30日〜12月3日)で、2000年以降に予定されている新たな多国間交渉(新ラウンド)の進め方が決まることになっている。ただし、新ラウンドでは日本とEUが包括的交渉を主張しようとしているのに対して、アメリカは分野別交渉を優先させ、短期間で成果を上げるべきだという姿勢を表明。また、交渉分野についても、アメリカが
    農業、音響映像、自由職業分野、知的所有権や環境、労働条件と貿易に関連する問題を重視するのに対して、EUは鉱工業製品関税のほかに、検疫、基準認証、政府調達、電子商取引などに間するルール作りを重視するなど、足並みは必ずしもそろっていない。各国のこのような主張の違いは、貿易交渉が個別商品ごとの関税や輸入制限に関する交渉よりも、貿易取引ルールのあり方をめぐる利害調整の時代に入ったことをうかがわせる。また、かねてよりWTO加盟を希望している中国の扱いは、現在、米中両国にとって優先度の高い外交問題になっている。





2007-03-10 (土) 21:29:42 (3816d)